| 年 | 真田山陸軍墓地に関する事項 | 一般事項 |
|---|---|---|
| 1870（明3） | 4/ 大阪に陸軍所設置 | |
| 1871（明4） | 4/10 真田山が陸軍御用地となり、埋葬地となる。祭魂社（招魂社）を設ける | 7/14 廃藩置県 8/－ 仙台・東京・大阪・熊本に鎮台 |
| 1873（明6） | 12/15 下士官兵卒埋葬一般法則（遺体引渡不能の場合埋葬地に埋葬） | 1/- 徴兵令布告 |
| 1877（明10） | 4/1 大阪に陸軍臨時病院設置。西南戦争に従軍した傷病者を収容。死亡者を真田山埋葬地に埋葬 | 7/15 西南戦争（～9/24） |
| 1877（明10） | 9/22 凱旋中の船舶や汽車の中でコレラの感染が拡大。 | |
| 1894（明27） | 7/17 戦時陸軍埋葬規則（戦場で火葬・埋葬ができることとなる） | 8/1 日清戦争（～05/4/17講和。台湾で領有のための戦闘続く） |
| 1894（明27） | 11/9 大阪陸軍臨時病院で死去した清国兵捕虜を埋葬（この後も合せ6名） | |
| 1897（明30） | 8/17 陸軍埋葬規則（戦地で死亡、火葬されても後に必ず陸軍埋葬地に改葬することとなる） | |
| 1900（明33） | 6/- 北清事変（～01/9/7） | |
| 1904（明37） | 5/30 戦場掃除及戦死者埋葬規則 | 2/10 日露戦争（～05/9/5講和条約） |
| 1906（明39） | 11/- 日露戦争戦病死者の合葬墓碑を階級別に4基建立 | |
| 1911（明44） | 12/9 清水谷高等女学校、学校行事の義勇日で真田山墓参を開始（～1944年） | |
| 1914（大3） | 8/23 日本、ドイツに宣戦布告し、第一次世界大戦に参戦 | |
| 1915（大4） | 9/7 ドイツ兵俘虜中の病死者を埋葬（後さらに1人埋葬） | |
| 1928（昭3） | 3/3 大阪市立真田山尋常小学校、埋葬地のうち南側を譲り受けて移転。埋葬地内では墓碑を移転、改葬 | |
| 1931（昭6） | 5/7 第4師団師団長が墓地参拝中、同じく墓参に来たドイツ領事と会う。碑文中「俘虜」の文字削除を決定 | 9/18 満州事変 |
| 1934（昭9） | 満州事変戦病没将兵合葬墓を建立 | |
| 1937（昭12） | 7/7 日中戦争開始 | |
| 1938（昭13） | 5/5 陸軍墓地規則（陸軍墓地と改称、遺骨または遺髪の合葬が原則となる） | |
| 1939（昭14） | 5/- (財）大日本忠霊顕彰会、全国で忠霊塔建立運動を始める | |
| 1941（昭16） | 7/19 陸軍墓地規則改正、忠霊塔を陸軍墓地に位置づける | 12/8 米英に宣戦布告、第2次世界大戦に参加 |
| 1943（昭18） | 8/25 大阪府仏教会、「仮忠霊堂」（納骨堂）を献納。第1回分骨合祀祭。 | |
| 1945（昭20） | 6/- 米軍の空襲で真田山陸軍墓地も被災。隣接の9ヶ寺・三光神社は被災消失 | |
| 1945（昭20） | 8/15 大阪憲兵隊に留置の米軍捕虜搭乗員5人、真田山陸軍墓地で殺害され、埋められる | 8/15 天皇ラジオ放送、ポツダム宣言受諾を表明 |
| 1945（昭20） | 10/31 真田山陸軍墓地、大蔵省大阪財務局所管となる | 陸軍解体 |
| 1946（昭21） | 8/1 大蔵省大阪財務局、旧真田山陸軍墓地を大阪市に無償貸付（以後更新を続け現在に至る） | 11/3 日本国憲法制定。戦争放棄の国是を定める。 |
| 1947（昭22） | 3/18 大蔵・内務両次官、旧軍用墓地の祭祀に自治体の関与を避けるよう通達 11/15 （財）大阪靖国霊場維持会成立 | |
| 1948（昭23） | 9/24 大阪府南河内郡野田村遺族会、墓地内に169基の墓碑を建立 | |
| 1950（昭25） | 6/25 朝鮮戦争（～53/7/27 休戦協定） 8/10 警察予備隊令公布 | |
| 1951（昭26） | 9/8 対日平和条約・日米安全保障条約締結 | |
| 1952（昭27） | 11/- （財）大阪靖国霊場維持会、第1回秋季慰霊大法要を実施。遺族・一般参拝1500人 | |
| 1954（昭29） | 12/- （財）大阪靖国霊場維持会理事吉川秀信、私財で集会所などを建設し、同会に寄附 | |
| 1964（昭39） | アメリカ、北ベトナムを攻撃 | |
| 1966（昭41） | 8/18 大阪市、表門鉄扉を復旧 | |
| 1971（昭46） | 9/30 大阪市、納骨堂を修復 | |
| 1975（昭50） | 4/30 ベトナム戦争終結 | |
| 1991（平3） | 1/20 湾岸戦争始まる | |
| 1996（平8） | 国立歴史民俗博物館、墓地を学術調査（～平成12年） | |
| 2001（平13） | 10/28 旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会（第1回）が行われる | |
| 2003（平15） | 11/- （財）大阪靖国霊場維持会、規約改正し、（財）真田山陸軍墓地維持会と改称 | |
| 2004（平16） | 9/8 旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会がＮＰＯ法人となる | |
| 2010（平22） | 6/- 科研費補助金が認められ、納骨堂の悉皆調査が始まる（～2013/3） | |
| 2018（平28） | 考える会、落下した墓碑破片の調査を始める。 9/5 台風21号が墓碑に大きな被害。 11/8 吉村洋文大阪市長、国に「墓地の管理・維持保全」を求める。 | |
| 2020（令2） | 1/- 近畿財務局、墓碑修復工事に着手（3/17考える会はそのあり方について申し入れを行なう。） |
the Association for a Study of the former Sanadayama Military Cemetery and its Conservation